これは、僕に悪いことが起きる時に必ず見る夢の話です。
最初に見たのは、小学2年の暑い夏です。その日はいつにも増して、とても暑い夏の夜でした。僕は暑さの余り寝苦しいので、窓を開け外を見ていました。
1時間ほどして知らぬ間に眠りにつきました。そこで、不思議な夢をみます。その夢は、まず 見慣れた近所の道に僕がいます。いつもと違う所は、全く辺りには、人がいません。とても寂しい空間です。例えるならば、小さい頃 朝起きると家に誰もいない時の寂しさのようです。
僕は、誰かいないか町を彷徨います。すると、遠くの方に薄い水色のワンピースを着た女の子を見つけました。「ホッ」と安心すると、その子もこちらに気付きました。すると、いきなり物凄い速さでこちらに近づいてきます。それも、身体を不気味にくねらせて迫ってきます。普通では絶対に曲がらない間接をグネグネとくねらせて。
僕は恐怖のあまり、逃げる事も出来ずに立ちすくみます。そして、あと2メートルぐらいに来た時その子の顔を見ました。なんと、その顔は恐ろしく奇怪で目が真っ赤なんです。黒目以外は血のように真っ赤なんです。そして、その子は僕の身体をすり抜け笑いながら消えていきます。その笑い声は、赤ちゃんが喜ぶ時の笑い声に似てます。そんな不気味な夢を見てから3日後、僕は友達にゴルフ・クラブで頭を殴られて大ケガをしました。
そして2年ぐらい前に、また同じ内容の夢を見ました。なんとなくイヤな予感はしていたんです。その予感通り、その後、僕の友達が事故にあい亡くなりました。
つまり、この夢を見ると必ず僕のまわりで悪い事がおきるんです。ちなみに、まだ見るんです。その夢を。でも今は奴が気づく前に見つけて、気づかれないように夢の中で逃げ回ってかわしています。