M10(マグニチュウドテン)と言う深夜番組が放送していた頃ですから9年ぐらい前でしょうか。当時中学生だった私は単身M10の心霊特集を見てました。
当時(今も)この手の番組はヤラセの匂いがプンプンしてましたから、全く信じてませんでした。番組の中で視聴者からのFAX紹介するコーナーがありました。当然信憑性の低いネタばかりが次々と送られてくる中に「番組を見ていたら家の蛍光灯が突然切れて〜」と言う話が紹介されていて、(球が切れただけじゃね〜か!)と発狂してました。
番組の方は仕組まれたアクシデントやら、突然体の不調を訴えるエキストラの活躍により、盛り上がりの様相を呈していました。その流れに乗れなかった私は、部屋が暗い事に気が付き頭もとの電気スタンドを見ると、割れてました。
我ながらヤラセくせ〜とか思いながら散ったガラスを処理していると、突然タンスの上の電気供給を断たれた扇風機が回りだし(マジッスか?)(はいマジです)等と自問自答しつつも、アストラルサイドから受けたダメージは大きかったらしく、情け無いのですが恐怖のあまりフリーズしてしまいました。その後も意識は有るのですが恐怖の余り動けず、何時間も砂嵐となったブラウン管を眺めていたような気がします。
私が寝る事が出来たのは、たまたま部屋の前を通りかかった親が救いの手を差し出し、テレビの電源をオフにしてくれてからの事でした。翌日この事を友達に話すとホラ吹きの称号を頂きました。
そりゃ〜扇風機は回るように出来てるんだし、別におかしい事なんてないな…と無理やり納得してヤラセ塗れの夜の記憶を封印しました。あれから8年……それらしい事が全く起きない事を思うと、幽霊は存在せず恐怖心が幽霊の正体なんだと気付きました。