僕は、とあるラジオ局で喋っています。これは、オンエアーでの、本当にあった話です。
昨年の年末、我々は48時間生放送を行っていました。12月30日正午から話し出して、僕は夕方から参加していました。スタジオに5人程入り、休憩を取りながらのオンエアーでした。
それから6時間後くらいに時計を見ると、深夜1時を回る頃、一人のパーソナリティーが、冗談半分に今年体験した怖い話をし始めました。それを話のネタに盛り上がっていると、別のパーソナリティーが、窓の外に日本兵がいて、こちらに敬礼をして歩き去っていったと、顔を青ざめて話し出したのです。僕らは冗談だと思って、それを笑いのネタにしていました。
それから間も無く曲を流しいて、我々も疲れが出始め、曲中は皆静かでした。そこに、後ろの方から話し声が聞こえてくるのです。スタジオにいる人は誰も話していないのに、聞こえてくるんです。ディレクターに確認をとって、誰かのマイクが音をひろってないか確かめのですが、誰も話していないらしいんです。
その声は間も無く消えて、我々はまた、それをネタに喋っていました。そうしたら、僕の左足に激痛が走ったのです。思わず「痛い!!」っと生放送で言ってしまいました。それまでは、なんとも無かったのに、とんでもない痛みを感じました。
それから局の人間が飛んできて、病院に行こうと言い出し、病院に向かう為に局を出たら、足が痛くなくなったんです。痛くないとスッタフに伝えて、局の入り口を入った瞬間に、痛くなるのです。それが何度か続いて、僕も気にせず、放送を続けていました。
放送を終え、家に帰りました。そして風呂に入ろうと、服を脱いでふっと左足を見ると、空き缶ほど大きさの青アザができていました。別に何処にもぶつけていないし、ずっと座っていたので、それをつけるはずもなかったのですが、そのアザは一ヶ月程残っていました。
そのアザが消えてから数日後に、草野球をやっている最中、スライディングをした時に、相手チームの人のスパイクが、僕の左足に刺さりました。アキレス腱裂断の重症で、4ヶ月入院しました。怖い事に、その刺さった場所は、青アザがついていた場所でした。
入院して間も無く、怪我をさせた相手チームの人がお見舞いに来てくれ、話をしていたら、その人が言うには、足の下に顔があって、驚いて足をどかしたら、僕の足にスパイクが刺さったらしいのです。それ以上に怖かったのは、その足の下にあった顔は、日の丸のついた帽子をかぶった男性だったそうです。