こんにちは。このHPを見つけまして、早速自分が昔体験した話を送らせて頂きます。
中学2.3年のころでした。当時、塾に通っていた私は自転車でいつも同じ道を通っていました。その道の途中に、小さなお稲荷さんがありました。場所は名神高速道路の真下で昼でも薄暗いのですが、私は高校合格祈願に、よくそこで御参りをしていました。
ある日のことです。確か夏の暑い日の事でした。いつものように同じ道を帰っていた私は、同じようにお稲荷さんの所にいこうとしました。ところが自転車で後数メートルの所で、自転車が鉛のように重くなったのです。
慌てて懸命に自転車を漕ぐのですがノロノロとしか進めず背後に寒気を感じました。それでも、お稲荷さんの所まで、お稲荷さんの所までと、無我夢中で漕ぎ、お稲荷さんにさしかかったその時、私の自転車の横を1頭の白い獣が走り過ぎました。
最初は犬かと思いましたが、よく見てみるとなにかが違います。その獣は風の様に走り、暗闇の中に消えていきました。ふっと気がつくと自転車は嘘の様に軽くなり、私は急いで家路につきました。
家に着き、ほっとしたのもつかの間、首に鋭い痛みを感じ、慌てて母を呼びました。そして、首には、横一文字に真っ赤な蚯蚓腫れがうかんでいました。