恐怖体験談

本当に本当のさようなら

あれは私がまだピチピチの17歳だったころ。とても不思議な体験をしたんです。

ぜんぜん関係ないんですけど、「あいたい」っていう歌あるじゃないですか。(私歌手にはけっこううとくて詳しくはわからないんですけど)好きな人が死んでしまうというとてもせつない歌なんですけど、私もそれに似た不思議な体験をしたんですよ。

当時付き合っていた男性Y君という人がいたんですけど、病気で亡くなってしまったんです。当時はもうショックで毎日が辛くてたまらなくて、一時期は精神安定剤を使用するほどでした。そんなこんなでY君が亡くなってから半年くらいたった時の事です。

なんか自分が超爆笑してる夢をよく見るようになったんです。なんでそんなに爆笑しているのかまったく謎のわけわからん夢でちょっと不思議だなって思っていたんですが、ある日もっと不思議な事がおきたんです。

それは学校の帰り道の時の事。後ろからタタタっという音が聞こえてきたと思うと、ドンっと私にぶつかったんです。おどろいてふりむいたら、誰もいませんでした。そしてまた前に向きなおすと50mくらい向こうにY君らしき人がフと見えたんです。

一瞬の事だったんで見間違えかもしれないんだけど。いつのまにかその人はいなくなってて、そしたらその日の夢、Y君と二人で思い切り笑っている夢を見たんです。朝起きたら顔は涙でグシャグシャだったのを覚えています。ほんの一瞬Y君が帰ってきた気がしました。

たぶんあれはY君が私に最後の挨拶をしに来てくれたのかなって、今ではそう思っています。

投稿者:ウクレレぼうや 様(2005年 8月 1日掲載)