心霊探索ルポ

河口湖廃墟団地

探索日:1999年6月12日
参加者:テル、キノ、紅音、熊王

この河口湖廃墟団地はその昔、私がまだサイトを始めるずっと前に友達と3人で訪れた場所。その時は表の階段を3段上がった所で逃げ出すというヘタレっぷりをかました為、今回は完全制覇に向けて再チャレンジ!

しかし、まさかまた来られることになるとは思っていなかったのでまったく道を覚えておらず、聞き込みのために週末になると地元の若者が集まる「河口湖駐車場」へ行ってみることに。が、まだ時間が早過ぎて車がほとんといない!いても無人。むー、大丈夫かいな。するとそこで人の気配がする車を発見し、すかさず前に車を停めて近寄ってみる。廃墟の場所を聞いてみると、なんと!「先導してあげるよ」ときたもんだ!以前来た時も見ず知らずの兄ちゃんたちが付いてきてくれたんだよなー。や、河口湖の若者はイイ人ばっかり!河口湖男児に乾杯!!

ってなわけで先導してもらったのはいいんだけど、お兄さんたちは気を遣ってくれてるのか、かなりのノロノロ運転。私と紅音ちゃんは車内で呟いてました。
「……早く行けよ」
ごめんね、お兄さん!

そんなこんなで廃墟に到着。が、しかーし!他にも人がいるー!がっかりしたような安心したような…。とりあえず入る気配がないので、「先行っていいですか?」とお断りして中へ。前回あっけなくやられちまった階段にさしかかると、やっぱり怖い。背後が弱点な私の指令/笑で、私と紅音ちゃんが前列、キノくんと熊さんが後列というローテーションで潜入することに。かーなーり頼りない護衛だけど、しっかり守ってくれよな!

1階から2階へ続く階段は崩壊が激しく、10cmヒールを履いた紅音ちゃんは大ピンチ!笑。とりあえずは最上階まで上がってみることに。内部はとにかく暗い。そんでもって、ずっとホテルだと思い込んでいたこの建物、ホテルじゃなくて団地みたい。っていうか間違いなく団地。つーか、それぐらい外から見て気付けよ…。

ついでに私の嘘八百プロファイリングからいくと、ここに住んでいた人は果てしなくだらしない。多分。だってさ、引っ越しするのに布団とかテレビとか置いていくか?普通。片付けぐらいしていこうよー。立つ鳥跡を濁さずって言うじゃんよー。

まぁそんなことはどうでもいいとして、やっぱり肝試しに来る人が多いらしく、壁にはいたずら書きだらけ。床には煙草の吸い殻が落ちているし、廃墟に来たなーって感じ。ベランダが正面の通り沿いに向いているので、当然廊下は裏手に面しており、裏手は崖のようになっている。人が住まなくなったせいなのか、木や草は伸び放題。廊下の手すりにまで巻き付いて、作り物のお化け屋敷のようにさえ見える。部屋のドアは開いていたり閉まっていたり色々で、中の様子を覗いたキノくんと熊さんが「浮浪者でも住んでたんだな」と言ってました。本格的な廃墟探索が初めてだった私は、とりあえずその言葉にひたすら感心。人間て辛い人生を歩んでくると、こんな所にも住めるようになっちゃうのね…。

最上階は4階で、上がってみるとそこは屋上に通じる廊下だった。裏の崖から木が覆い茂り、それ以上先へ進むことはできませんでした。仕方なくワンフロア降りて、3階を探索することに。廊下は階段を中心に左右へと広がっており、まずは右側の一番手前のドアを開けてみた。懐中電灯で中を照らすと、まず視界に入ったのはベッド。「ここイヤ。ベッドって人が住んでたって気配するし…」という紅音ちゃんの言葉に怖くなり、部屋を変えることに。今度は左側の廊下に進み、やはり一番手前の部屋へ。半開きのドアにはまったガラスは割れ、そこに何故か布団がかかっている…。先頭が私、続いて紅音ちゃん、キノくん、熊さんの順で三歩ほど進むと……

「きゃーーーーー!!!!!」

狭い通路で逃げようと暴れ、キノくんの足を思いっきり踏んだよ 笑。ベランダの右の方に女の人がいたような気がして怖かったんだよー。みんなは私の声にビビったらしく、「脅かすなよ!」と安堵の声。ビビリ症なもんで…すまん……('A`)。

今度は先頭に熊さん、私、紅音ちゃん、キノくんの順で再度突撃。部屋の中は思ったより狭く、間取りはドアの右手前にトイレ、正面がリビング、並んでふすまの向こうが和室。や、キッチン?かな…?荒れすぎてて分かんないや…。ベランダはどちらの部屋からも出られる造りになってました。潜入前に出会った人達に手を振ろうと、ベランダへ出て外を見下ろしてみたら誰もいない。ちっ、根性なしめ……。さほど広くもない部屋の探索を終え、「さ、帰ろう」と私。おいおい、ソッコウかよ。根性なしはオマエじゃねぇか!

そんなこんなで廃墟を出て、入り口で記念撮影。霊感のある紅音ちゃんの「あんまりイヤな感じしなかったよ」の一言に安心。確かに前回来た時のような圧倒的な恐怖感は無かったような。ひとしきり考えた後、今回は懐中電灯があったからだ!で落ち着いてみた。←バカ…。

次の目的地に向かう前に、熊さんが肩に塩をかけてくれました。さすが年長者!おばあちゃんの知恵袋だね!(なんか違う…)