心霊探索ルポ

八王子城跡

探索日:1999年6月12日
参加者:テル、キノ、紅音、熊王

何度か道に迷いながらも、無事八王子城跡に到着。車が何台か止まっている所を見ると、他にも人がいそうな感じ。でも車から出ただけで怖い…。これが「今から宴会だー!」とかなら絶対怖くないのに、なんで肝試しだと怖いんだろう。やっぱり幽霊の正体は人間の恐怖心なのかも。

八王子城跡の入り口は公園のようになっていて、ジュースの自販機も設置されている。城跡に来るのは初めてなので、こんなに近代的なものだとは知らなかった。城壁とかあるのかと本気で思ってたよ…。

前に来たことがあるというキノくんに道を聞いてみると、入り口で引き返したらしくまったく知らない 笑。上に続く道と下に続く道があり、まずは右にある上に続く道を進むことに。辺り一面が木々に囲まれ、うっそうとした階段にさしかかったところで「行きたくない」 byテル。おい、またオマエかい。しかし、なんだかんだとビビリつつも結局は上がることに…。この階段も相当足場が悪く、紅音ちゃん、肝試しよりも足場に全神経集中 笑。

上がりきった所で一度止まり、辺りを見回してみる。こ、怖い…!「どうする?やめる?」と言うみんなの視線の先は……わ、私だ…('A`)。ヤバいよ、リーダーなのに思いっきり足手まといになってるっぽい!ここで引き返したら絶対に後でいじめられるって。ここはひとまずプライド重視、先へ進むことを決意。懐中電灯は紅音ちゃんに託し、私は彼女の腕にしがみついて下しか見ないことにした。すでにプライド捨ててるじゃん…。

しばらく歩いていると、左方向から人の声が聞こえた。入り口に止まっていた車の人達かと思い、話を聞くためにしばらく待とうとしたんだけど、近付いてこないので先へ進むことに。いくつかの階段を上がると、ちょっと開けた場所に出た。左手に建物がある。ちょっと近付きたくない雰囲気。「あれ何だろう…」「トイレじゃない?」とキノくん。後で案内板を見てみると、それは観音堂だった。キノくん、しっかりしろよ!笑。

話は戻って観音堂。この分岐点は左手に観音堂、右手にはさらに上へ登っていく階段があり、もちろん進むのであれば右手の階段を行くことに。ここら辺で恐怖がMAXに達していた私の「も、戻ろうよ」という一言で戻ることに。ホント何しに来たオマエ…。これでようやく終わりかと思いきや、誰かが案内板を発見してしまった。おのれ、余計なことを…!案内板を見てみると、私たちが進んでいた方向は観音堂へ行くだけの道で、城跡は入り口を左に行った方だったらしい。もちろん「行ってみる?」という話に。も、もちろん行くさ!肝試しオフだもんね!(←実は泣きそう)

こちらの道はコンクリートでできており、足場も良く道も広い。鬱蒼とした感じも無いし、これなら全然行けるじゃん!と思ったよ…最初はね。進んでみると、あっちこっち橋だらけ。怖いよバカー!オマエなんか死んじゃえー!!(もはや意味不明)よくさ、怖い話であるじゃん。橋から狐が付いてきたとかさ。何故かこんな時にはそんな話ばっかり思い出しちゃって。しかもあれだけ後ろにいてって言ってるのに、キノくんも熊さんもフラフラしてるしさ。頼むから背中に貼り付いててよ!それも怖いけど!

そんなこんなで城跡に到着。てっぺんは芝生になっていて、ピクニックができそうな場所でした。やー、なごむー。でもこの八王子城跡、本当に怖い体験談が多いんです。帰宅後に検索かけたら、出るわ出るわ、みなさんの恐怖体験談が。「橋のたもとに白い着物を着た女がいた」とか、「白い光が通った。あれは団体さんだ」とか。橋ってどれよ!そこ通ったよきっと!わーん!しかも団体さんて…。そうか、人は死ぬと団体さんで固まっちゃうのね。やだなー。私、団体行動苦手なんだけど…。

しかしとにかく出なくて良かった!出たらマジで漏らすとこだった!プライドだけじゃなくて人間の尊厳まで捨ててくるとこだった!笑。あれだけ怖がってた私ですが、一服して落ち着いた所で、凝りもせずに次の目的地へ。次は小峰トンネルだー!